離婚問題で悩んでいるご夫婦はご相談下さい

離婚準備中に役立つ離婚Q&A

協議離婚を調べると離婚公正証書や離婚協議書に出会います。
失敗しないためにも特徴などを理解した上でスタートすることが大事です。

著者は離婚公正証書と離婚協議書作成に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 離婚全般の9個のQ&A(別居・離婚原因や準備)
○ 離婚公正証書の9個のQ&A(流れ・費用・メリット)
○ 離婚協議書の9個のQ&A(作り方・メリット・注意点)
○ 離婚チェックシートの回答から始めませんか?

初めまして、全国対応で離婚問題に力を入れている行政書士の辻 雅清と申します。

〈主要業務について〉
・離婚協議書の作成(全国対応)
・離婚公正証書の原案作成&代理作成(全国対応)

2010年に開業以来、様々なご相談とご依頼を受けてきた経験をこのページにてお伝えします。

ここでは離婚の準備中に役立つ離婚全般の情報をQ&A形式でお伝えします。全部で27個ありますが、できる限り、答えを簡潔にまとめています。

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離婚全般の9個のQ&A(別居・離婚原因や準備)

離婚全般の疑問を解決します

離婚前に別居してもいい?

協議離婚は夫婦間の話し合いをベースに進めます。
離婚に至った経緯や原因によっては感情的になることもあり、
夫婦間の離婚協議がスムーズに進まないという悩みを抱えるご夫婦もいらっしゃいます。

例えば配偶者の不倫(不貞行為)が離婚原因の場合、頭では冷静に話さないといけないとわかっていても感情的になりやすいです。

このような状況から前進する方法として一時的な別居があります。双方にとって良い選択肢と言えます。

別居するメリットは?

別居することで対面での離婚協議がなくなります。
離婚協議はメールやLINEなどを利用して進めていきます。

LINEなどを利用する場合、送信前に考える時間ができるので冷静な離婚協議に繋がります。

別居する前の注意点は?

別居を始める前に財産状況の確認をして下さい。

特に預貯金残高の確認をしなかった場合、別居中に配偶者が使い込みをしても気付けないです。

この状況になると預貯金の財産分与に影響が出る(受取れるお金が減る)可能性があるのでご注意下さい。

突然妻(夫)から離婚したいと言われました。

先ずは現在の状況を把握することが大事です。
冷静になって離婚を考えた理由や経緯を確認することから始めて下さい。

そして配偶者の勘違い(夫婦間のコミュニケーション不足を含む)かどうかを確認して、勘違いであれば修復を目指します。勘違いでなければ離婚を考えることになります。

性格の不一致は離婚原因になる?

協議離婚は夫婦間の話し合いをベースに進めるため、どのような原因でも双方が納得すれば離婚できます。

主な離婚原因として性格の不一致、不倫、借金問題などがあります。なお、離婚原因は1つだけではなく色々な原因が絡み合っているケースが多いです。

離婚の準備は何から始めたらいい?

先ずは自分が希望する離婚条件をまとめるために離婚情報(養育費、面会交流、慰謝料、財産分与、年金分割など)を集めることから始めて下さい。これが離婚準備の第一歩です。

この準備ができれば夫婦間の離婚協議を効率良く進めることができる可能性が高まります。

離婚協議では子どもの条件も行う?

夫婦間の離婚協議はお金の話(慰謝料、面会交流)と子どもの話(親権、養育費、面会交流)以上2本立てになります。つまり離婚協議では子どもの条件も行います。

当事務所では子どもの話がメインテーマになるご依頼者様が多いです。

余談ですが、親権の合意ができない場合、離婚届は受理されないのでご注意下さい。

配偶者が離婚協議に応じてくれません。

離婚協議に応じてくれない(進まない)場合、協議離婚を諦めて家庭裁判所の調停離婚に進む可能性が高いです。

ただ弁護士さんへ依頼した場合は配偶者と交渉をしてくれるため、調停離婚へ進まず協議離婚が成立する可能性も十分あり得ます。

なお、弁護士への報酬支払が生じるので費用確認が大事です。

離婚後、後悔しないように進めたい。

離婚協議は順調に進まないことが多いです。
気持ちが切れて配偶者の希望条件を全面的に受入れることもあります。

ただ離婚協議の時間より離婚後の生活の方が長いので妥協できる条件(不動産は譲るなど)、妥協できない条件(親権と養育費は譲れないなど)を整理してから協議することが大事です。

これが離婚後に後悔する確率を減らすことに繋がります。

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離婚公正証書の9個のQ&A(流れ・費用・メリット)

離婚公正証書の疑問を解決します

離婚公正証書はどこで作れる?

全国各地にある公証役場で作成できます。

公証役場には法務大臣が任命した公証人(公務員)がいます。
公証人が作成した離婚公正証書は公文書となり信頼できる書面になります。

離婚公正証書完成までの流れは?

協議離婚は夫婦間の話し合いをベースに進めるので、夫婦間で離婚条件の協議を行い、条件合意(面会交流は月2回実施など)をする必要があります。

そして条件合意ができたらその内容をノートなどに書き留めて公証役場に提出すると公証人が法的に有効な原稿(案文)を作成してくれます。最終的にこの原稿が離婚公正証書になります。

なお、無効な条件は離婚公正証書に記載されません。つまり夫婦間で合意できればどんな条件でも記載される訳ではないのでご注意下さい。

最後に公証人が作成した原稿に問題がなければ、ご夫婦が公証役場に出向いて署名すれば完成します。

これがご夫婦(自分たち)で離婚公正証書を作成する場合の流れです。

合意条件をノートに書く時の書き方は?

合意した離婚条件の書き方は箇条書きでも構わないですが、離婚公正証書のひな形や文例(テンプレート)を参考にして書くこともできます。

インターネット上には多数のひな形や文例があるのでご確認下さい。

なお、当事務所運営の別サイトではひな形や文例を公開しています。
離婚協議書・公正証書のサンプルと書き方‐具体的な文例やひな形を掲載

離婚公正証書の費用はどれくらい?

公証役場手数料は合意した条件に応じて変動する(養育費の支払額は○万円だから手数料は△円になるなど)ため、100組のご夫婦がいれば手数料も100通りです。

当事務所では平均3万円台になるご依頼者様が多いです。公証役場手数料の詳細はこちらをご覧下さい。

なお、養育費の条件を含む離婚公正証書を作成する場合、補助金を出す自治体が増えています。

詳細は当事務所運営の別サイトにて解説しています。
養育費の公正証書を作成すると支給される補助金について知りたい

離婚公正証書のメリットを知りたい。

離婚公正証書には強制執行という効力があり、養育費などの支払が遅れた場合に裁判所の判決を経ず差押え(養育費を払わないから元夫の給料の差押えを行うなど)ができます。

仮に給料を差押えると勤務先(上司)に知られるので、払わないといけないという心理的プレッシャーを与えることができます。

強制執行と心理的プレッシャーが離婚公正証書のメリットと言えます。

行政書士は離婚公正証書作成で何をできる?

行政書士ごとに作成方法、サポート内容、料金は異なりますが、当事務所ではオリジナルの離婚チェックシートの活用や丁寧なヒアリングを通じて離婚公正証書の完成を目指します。

離婚チェックシートの詳細はこちらをご覧下さい。

また当事務所では代理作成も対応しています。代理作成の場合、ご夫婦は1度も公証役場に出向く必要はありません。(完成した離婚公正証書は郵送で届きます。)

無料相談を実施している行政書士は多いので是非ご利用下さい。

離婚公正証書の代理作成について詳しく知りたい。

離婚公正証書を作成する場合、住所地管轄がないため、どの地域の公証役場でも作成できます。当事務所の代理作成ではご夫婦の代わりに大阪の公証役場で作成します。

ただ離婚公正証書は効力が強く大事な書類なので、特別な事情(仕事が休めない、別居しているなど)がない限り、代理人を立てずにご夫婦が公証役場に出向いて作成することをお勧めします。

なお、当事務所では代理作成とは別に原案作成も対応しています。原案とは上述した合意条件を書いたノートのことです。

離婚公正証書は完成後に作り直すことができる?

元配偶者の同意があれば作り直すことができます。

ただし、現実的には拒否される可能性が高いため、離婚公正証書を作成するチャンスは最初の1回だけだと考えて丁寧に進めてほしいです。

離婚公正証書を作成するタイミングはいつ?

離婚公正証書は離婚届の提出前、提出後どちらのタイミングでも作成できます。

ただし、離婚届提出後に作成すると決めた場合、元配偶者が非協力的(作成の連絡をしても返事がないなど)になるリスクがあるためご注意下さい。

特別な事情(子どもの保育園入園など)がない限り、離婚届提出前に離婚公正証書を作成することが望ましいです。

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離婚協議書の9個のQ&A(作り方・メリット・注意点)

離婚協議書の疑問を解決します

誰が離婚協議書を作成できる?

ご夫婦(自分たち)、又は行政書士などが作成できます。

離婚公正証書のように公証役場の関与を受けないため、離婚協議書完成までの期間は離婚公正証書より短縮できます。

離婚協議書の作り方を知りたい。

法律上、決まった作り方や書き方はありませんが、夫婦間で合意した離婚条件を整理してまとめた書面を2部(夫用1部と妻用1部)作り、署名押印すれば完成します。

なお、手書きで作成しても問題ありませんが、効率良く作るためには簡単に修正などができるパソコンを利用することが望ましいです。パソコンで作成する場合でも署名欄は本人が直筆で書くようにして下さい。

当事務所ではパソコン(ワード)を使って離婚協議書を作成しています。

離婚協議書の書き方を知りたい。

離婚協議書のひな形や文例(テンプレート)を参考にできます。

インターネット上には多数のひな形や文例があるのでご確認下さい。

なお、当事務所運営の別サイトではひな形や文例を公開しています。
離婚協議書・公正証書のサンプルと書き方‐具体的な文例やひな形を掲載

離婚協議書のメリットを知りたい。

夫婦間で合意した離婚条件を離婚協議書に残すということは証拠として使えます。離婚後、合意内容に対立が起きてもすぐに解決できます。

なぜなら離婚協議書の中には答え(養育費3万円で合意したのに元妻が4万円と言ってきたなど)が載っているからです。

また証拠として残るため、いい加減にできないという気持ちになりやすく真剣な離婚協議ができます。つまり養育費や面会交流などの約束を守ろう(忘れない)という意識向上にも繋がります。

配偶者が離婚協議書の作成を嫌がっています。

養育費などの支払者(主に夫)が嫌がるケースは多いです。なぜなら離婚協議書を作るメリットを感じることができないからです。

ただ支払者にも
メリット(証拠や清算条項など)があるので、その事実を正確に伝えれば作成に同意してくれる可能性が高まります。

夫婦(自分たち)で離婚協議書を作成する場合の注意点は?

法的に有効な離婚条件が記載されている必要があります。

仮に双方が気付かずに無効な条件を記載している場合、何も決まっていない状況と変わらないため、離婚後のトラブルの種になります。

時間をかけて作成した離婚協議書の効果が半減するのでご注意下さい。

なお、有効や無効の判断に不安がある場合は専門家への相談をお勧めします。

行政書士は離婚協議書の作成で何ができる?

行政書士ごとに作成方法、サポート内容、料金に違いはありますが、当事務所ではオリジナルの離婚チェックシートの利用や丁寧なヒアリングを通じてトゲのない離婚協議書の完成を目指します。

離婚チェックシートの詳細はこちらをご覧下さい。

離婚公正証書とは違って公証役場の関与を受けないため、ご依頼→原案作成→離婚協議書完成と最後まで全て対応できます。

無料相談を実施している行政書士は多いので是非ご利用下さい。

誰に離婚協議書の作成依頼をしても結果は変わらない?

行政書士ごとに能力、経験値に差があるため、作成者によって離婚協議書の内容が大きく変わる可能性があります。

1度完成した離婚協議書の作り直しは難しいため、離婚後に後悔しないためにも積極的に無料相談を利用して行政書士との相性、能力、経験値などを確認することが大事です。

作成依頼をする場合、行政書士へ支払う報酬(費用)も大事なポイントですが離婚協議書に関する能力や経験値も考慮することが大事です。

離婚協議書と離婚公正証書との違いを知りたい。

離婚協議書と離婚公正証書には共通点が多いですが、効力の違いとして離婚協議書では慰謝料や財産分与の強制執行ができません。

効力の強さとしては離婚公正証書の方が強いため、完成までのハードルは高いですが離婚公正証書の作成をお勧めします。

当事務所のご依頼者様の場合、離婚条件の中に金銭支払がない場合(証拠がメインテーマ)は離婚協議書、金銭支払がある場合は強制執行を念頭に置いて離婚公正証書を作成することが多いです。

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離婚チェックシートの回答から始めませんか?

離婚チェックシートを使って離婚公正証書や離婚協議書を作成します

〈離婚チェックシートの特徴〉
・全13ページ63項目の離婚条件の選択肢を掲載。
 養育費、面会交流、慰謝料、財産分与、年金分割などを掲載。
・書き漏れや不備などの不安や心配を減らすことができます。
・自分で離婚協議書や離婚公正証書の情報を集める時間は不要。
 効率の良い離婚協議や追加協議の回数を減らすことができます。

協議離婚では夫婦間の話し合いで養育費、面会交流、財産分与などの離婚条件を決めるという特徴があります。

そして夫婦間で決めた条件は口約束で終える、書面に残す、2つの選択肢から自由な意思で決めることができます。

書面に残すと決めた場合、離婚協議書又は離婚公正証書という書面を作成します。

当事務所では書面作成のご依頼を頂いた場合、オリジナルの離婚チェックシートを利用しています。

離婚時の年齢や婚姻期間に応じてメインテーマになる離婚条件は異なりますが、離婚チェックシートは全世代に対応しています。

〈メインテーマになる離婚条件の例〉
・子育て世代なので養育費や面会交流がメインテーマになる。
・子どもがいないので財産分与や年金分割がメインテーマになる。
・退職金や扶養的財産分与など離婚後の生活がメインテーマになる。

詳細は離婚公正証書や離婚協議書をチェックシートを使って効率良く作成をご覧下さい。